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沈んでいく基金号と救命ボート

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沈んでいく基金号と救命ボート
今日の年金基金代議員会において、31社の任意脱退が承認されました。31社の拠出金合計は、実に40億円弱になります。
 何と例えればいいのでしょう?頭に浮かんだのは「タイタニック号」。力あるものやちょっと悪知恵を働かせたものは、救命ボートに乗る権利を得たようなイメージが浮かびました。救命ボートも乗るときに争って海に落ちたり、ボート上でもいつ助けが来るかわからないので、リスクがない訳ではないが、乗ってしまえば将来はほぼ安心できます。
 当社のように残った会社は166社で、脱退の資金を準備する力がないか、みんなと一緒に何とかしていこうと思っている面々です。沈んでいく船の中で、どれだけの知恵を絞って戦っていけるか正念場となります。タイタニック号のあの女性は沈んでいく船の中でも助かりましたが、我々は皆で助かりたいものです。
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