TOP > 会議研修会政策論 > 帯広商工会議所の月定額タクシー案

メディア

帯広商工会議所の月定額タクシー案

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
帯広商工会議所の月定額タクシー案
先日、帯広商工会議所商業委員会の皆様が北九州に来られ、弊社のタクシー定期券などについて説明をさせていただきました。
 帯広市では、高齢者(75歳以上)対象の「月定額タクシーお得プラン」を検討されていて、どのようなハードルがあって、実行できるものなのか、3箇所を回ってヒアリングするということでした。その3箇所とは、JTBのジェロンタクシー、国交省、そして弊社です。タクシー業界とは関係のない事業者ばかりでしたが、それぞれの話を聞くにつけ、「ややこしい業界」だと思ったに違いありません。
 私からは、道路運送法自体は「上限運賃」しか定めていないので、強行突破をする気なら、たぶんできないことはないと申し上げました。15年前に私がしたように、規制改革ホットラインに出してみるという手もあります。運賃の通達では、明確に月定額を否定している訳ではないので、国交省と喧嘩する気ならできるかもしれません。
 最近は、帯広市でも定額タクシーの実験を始めています。しかし、国交省が決めたのは、1割引です。1割引では、すでに高齢者割引を導入している地域では、何の目新しさも、お得感もありません。帯広市では、2割以上の割引を検討しています。
 自治体等でも、いろんな取組みをしようという機運が出てきていますが、あくまでも国交省は規制を緩和しようとはしないのでしょうか?
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加