運賃問題研究会
福岡県タクシー協会内で、「運賃問題研究会」を立ち上げます。
国土交通省では、「運賃制度研究会」にて議論をしている最中ですが、これはあくまでも制度の問題です。もう少し詳しく言うと、
①10%までの範囲を自動認可運賃としていることが適切かどうか。
②下限割れ運賃を審査するためのガイドラインの作成。
が主な目的です。
「運賃問題研究会」の場合は、「タクシーの運賃はどのようなものが適切かどうか?」言い換えれば、「タクシーの今の運賃は安いのか高いのか適切なのか?今後はどうすべきか?」「割引制度は必要か?どんなものが有効か?」あくまでも、利用者の視点を意識した議論ですが、タクシーという労働価値を高めていくことも主眼にあります。不思議なことに、こういった議論はどこでも行なわれたことはありません。本来は、国レベルあるいは全国レベルで考えることですが、まずは地方から発信していこうと思っています。国政選挙でも、地方分権が争点になっていますが、これからは地方が発言力を高める時代です。