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北九州の観光を考える

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北九州の観光を考える

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先日、北九州市の環境・ものづくり観光担当課長(上田ゆかりさん)の講演がありました。
 北九州の観光という切り口での話は、あまり聞いたことがなかったので、なかなか有意義な講演でした。SHINE博物館構想って知りませんでした。科学、歴史、産業、自然、環境の頭文字を取ってSHINE。英語の輝くという言葉に引っかけています。東田地区を舞台に進めている文化施設整備構想で、各博物館が確かにできていますね。
 北九州の観光をアピールするのに、“あるもの探し”という発想に切り替えたという。北九州の強みということで、産業観光、工場の景観、環境修学旅行の3つを詳細に説明されました。
 私が単なる市民なら、「なるほど」と感心して終わっていたでしょう。ちょうど今、タクシー屋として、北九州のタクシー観光スポットやルートを研究しているところで、観光には感心をもっているところです。
 観光タクシーを組み立てようと考えた時に、ホームページでPRと思ったのですが、今頃ならスマホなどの「アプリ」の方がいいと考えました。観光的なアプリを調べると、九州では、“鹿児島名所”“よかばい福岡”“博多観光地図”“福ぶら”などがあります。北九州のアプリは調べた範囲ではありません。これから、タクシーをはじめ、観光施設やホテルなどがアプリを作っていく場合に、北九州のあらゆる情報が入った“プラットホーム”的なデータベースが欲しいものです。全ての情報をそこに集めれば、それを引き出して独自のアプリを作ることができます。ただ、そのプラットホームをうちの会社が作るとなると、かなりの負担になりそうで悩みどころです。
 こらからの観光政策は、“あるもの”を徹底的に探して、ひとつのデータベースに落としていくことだと思います。そのデータベースを使って、門司港アプリ、街歩きアプリ、タクシー観光アプリ、帆柱観光アプリ・・などいろんなアプリができれば楽しそうです。
 来年くらいは、これらのアプリを使った観光講演会になればいいですね。

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