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コピー機入札が16万倍の値差とは・・

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コピー機入札が16万倍の値差とは・・
今日の新聞に、北九州市が市立小中学校の印刷機33台の指名競争入札をしたところ、33円で落札されたという記事がありました。印刷機1台1円という値段です。
 電子入札には、市内の指名業者5社が入札。その5社の入札価格は、高い順から、
①528万円②148万円③33万円④33円が2社
 ということで、33円をつけた2社でくじ引きをして決めたということです。それにしても、この16万倍の価格の差というのは何なのでしょう?「インク代でコストを回収する」と言っても、この差を解消するのは難しいでしょう。
 そもそも、コピー機の類は値段の設定自体に不信感を拭えません。中古のコピー機を購入してもトナー代が異常に高かったりするのもおかしな点です。コピー機には、トナーや故障時など、汎用性のない部品などが多く、そのメーカーに頼らざるを得ないことが、いっそう複雑にしています。本来は、自動車のように、誰でも修理ができ、消耗品も流通させるような透明性が必要だろうと思います。
 この入札結果が、コピー機業界の実態を表しているように見えませんか?
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