看護師の引き抜き過熱問題
6日の日経新聞に「看護師の引き抜き 過熱」という記事がありました。看護師を病院に紹介する「有料職業紹介ビジネス」が過熱しているという、以前から問題になっていることです。紹介手数料の市場規模が329億円というから、異常なことです。この紹介ビジネスは、何も産まない生産性のない事業です。暴力団のみかじめ料と何が違うのか、説明する方が難しいでしょう。
最近は、ネットの普及で、この手のビジネスが増えていて、功罪の罪な方だと感じます。コンサートチケットの転売でも、ダフ屋まがいの高額な取引になることも多く、一部のアーティストは定価での取引しかできないような取り組みを行うようになってきています。
介護の世界でも、介護スタッフの有料紹介も増えています。タクシー運転手でも、入社祝い金や紹介料というのも見受けられます。ただ、看護師ほど過熱にならないのは、事業としての収益性が乏しいからです。逆に言えば、医療費にはまだそれだけの余裕があるともとれます。医療と介護報酬の大きなレベル差も、こういった事例から改める必要があると思います。
最近は、ネットの普及で、この手のビジネスが増えていて、功罪の罪な方だと感じます。コンサートチケットの転売でも、ダフ屋まがいの高額な取引になることも多く、一部のアーティストは定価での取引しかできないような取り組みを行うようになってきています。
介護の世界でも、介護スタッフの有料紹介も増えています。タクシー運転手でも、入社祝い金や紹介料というのも見受けられます。ただ、看護師ほど過熱にならないのは、事業としての収益性が乏しいからです。逆に言えば、医療費にはまだそれだけの余裕があるともとれます。医療と介護報酬の大きなレベル差も、こういった事例から改める必要があると思います。