わいせつ行為防止対策についての通知
九州運輸局から下記のような通知が届いたので、本日、折尾地区のタクシー協会にて議論しました。
―――
「去る6月15日、長崎市において乗客の観光客にわいせつな行為をしたなどとしてタクシー運転者が逮捕されるという刑事事件が発生した。
当該行為は、安心・安全な個別の公共輸送として、積極的にタクシーを選択した乗客の信頼を根底から失墜させる極めて悪質な犯行と断じなければならない。(中略)
ついては、速やかにタクシー事業の社会的信頼を回復すべく、労使一丸となって再発防止対策を確立するよう、貴会並びに傘下会員事業者に対し、周知徹底するとともに、措置結果について、7月末日までに当局に報告されたい。」
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さて、この文章を読んで、皆さんでしたらどのようにして「再発防止対策を確立」できるでしょうか?今日は、折尾地区会の会長として、素直に皆さんに「どういった対策が立てられるか」問うてみました。
案の定、「時間帯は何時頃か?」「乗客が眠っていたとかか?」「どんな運転手なのか?」いろんな問いがありましたが、何も答えられません。私は、この事件を知っていましたが、詳細についてはニュースでは記されていなく、知る術もありません。運輸局もこういった通知を出すのなら、事件の経過から背景まで、知り得るところの全てを通知することが一番大事なことだと思います。何の情報もなくして、「再発防止対策を確立」することなど、到底できる筈がありません。
輸送事業者として、わいせつ行為などとんでもないことは誰でもわかっています。ただ、その根本的な対策となると容易ではありません。警察官でもあったことでもあり、どの業界でも頭の痛い問題です。
運輸局は、この通知1枚で役目を果たしたと思っているのでしょう。私は、建前だけの通知は止めて欲しいと願っています。真にタクシーや顧客のことを考えようとしているのなら、私なら、できる限りの情報を集めて、業界と一緒に議論するでしょう。根本的な事件の背景を突き詰めていかない限り、現実に即した対策など有り得ません。
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「去る6月15日、長崎市において乗客の観光客にわいせつな行為をしたなどとしてタクシー運転者が逮捕されるという刑事事件が発生した。
当該行為は、安心・安全な個別の公共輸送として、積極的にタクシーを選択した乗客の信頼を根底から失墜させる極めて悪質な犯行と断じなければならない。(中略)
ついては、速やかにタクシー事業の社会的信頼を回復すべく、労使一丸となって再発防止対策を確立するよう、貴会並びに傘下会員事業者に対し、周知徹底するとともに、措置結果について、7月末日までに当局に報告されたい。」
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さて、この文章を読んで、皆さんでしたらどのようにして「再発防止対策を確立」できるでしょうか?今日は、折尾地区会の会長として、素直に皆さんに「どういった対策が立てられるか」問うてみました。
案の定、「時間帯は何時頃か?」「乗客が眠っていたとかか?」「どんな運転手なのか?」いろんな問いがありましたが、何も答えられません。私は、この事件を知っていましたが、詳細についてはニュースでは記されていなく、知る術もありません。運輸局もこういった通知を出すのなら、事件の経過から背景まで、知り得るところの全てを通知することが一番大事なことだと思います。何の情報もなくして、「再発防止対策を確立」することなど、到底できる筈がありません。
輸送事業者として、わいせつ行為などとんでもないことは誰でもわかっています。ただ、その根本的な対策となると容易ではありません。警察官でもあったことでもあり、どの業界でも頭の痛い問題です。
運輸局は、この通知1枚で役目を果たしたと思っているのでしょう。私は、建前だけの通知は止めて欲しいと願っています。真にタクシーや顧客のことを考えようとしているのなら、私なら、できる限りの情報を集めて、業界と一緒に議論するでしょう。根本的な事件の背景を突き詰めていかない限り、現実に即した対策など有り得ません。