ワールド・カフェ

年明けくらいから広報していくと思いますが、北九州市では「北九州市ミュージアム構想」を検討しているところです。私にも声を掛けて頂いて、そのワーキンググループとして、すでに３回のワーキングで構想を練っている最中です。
　その皆で構想を練るための手法が、「ワールド・カフェ」というもので、私も初めて経験させていただき、なかなかいいものだと思いました。

　ワールドカフェとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法です。数人ずつのグループに分け、それぞれのテーブル毎に机上の模造紙に自由にメモを描きながら、20分から30分程度の話し合いを行います。これをメンバーを変えながら3回程度行うことで、そこで出たアイデアが他花受粉するようなイメージで、テーマに対するコンテクストが短時間で深まり、大変盛り上がる効果があります。

　私のように人見知りする人間には最初はちょっと戸惑いますが、コーディネーターがうまくリードしてくれたらいい話し合いができると思いました。
北九州ミュージアム構想については、もう少し煮詰まってから報告したいと思います。