秩父夜祭

昨日は、私の田舎で有名な秩父夜祭を娘たちにも見てもらおうと、実家に帰りました。秩父夜祭は、１２月３日と決まっていて、今年が土曜日になったので、めったにないチャンスだったからです。

　秩父夜祭は、京都祇園祭・飛騨高山祭とともに、日本三大曳山祭のひとつに数えられ、国指定重要民俗文化財に指定されています。秩父夜祭の始まりは、寛文年間（1661年～73年）といわれ、300年余りの歴史があり、秩父地方の特産品であった絹の大市が栄えたもので、「お蚕祭り」とも呼ばれます。

　私でも子供の時に見た記憶しかないのですが、土曜日のせいか、思った以上の人出でした。恐らく、私が来ていない数十年の間に、さらに人が集まるようになったものと思われます。

　秩父鉄道も、この祭りの間だけで、もしかしたら１か月分くらいの乗車があるくらいかもしれません。切符は、今時、他では見られないような厚紙の切符で、鋏を入れるもので、なつかしい感じがしました。

祭りの見もののもうひとつが、午後７時半から１０時くらいまで続く打ち上げ花火です。
祭りのクライマックスである、団子坂を駆け上がる様は、残念ながら近づくこともできず、あきらめました。それくらいの人手でした。

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