フィリピンのタクシー配車アプリ Micab
フィリピンでタクシー向けに配車アプリを提供しているMicabのCEOから話を聞くことができました。
タクシーが3万3千台なのに対し、Uberが6万6千台、Grabが5万2千台もあるそうです。市民ガイドさんの話でも、タクシーは良くないからUberやGrabを利用するのが一般的だそうです。
タクシーの味方をしているのが、Micabであり、タクシーと顧客とを結ぶだけでなく、相互評価や利便性の向上によって、タクシーの顧客を増やすことを目指しているそうです。
タクシー運賃に予約料として50ペソを付加し、そのうち10ペソがタクシー会社に、40ペソがドライバーに入ります。配車アプリ側には手数料がありませんが、そこは広告収入からまかなっているそうです。Uberなどと違い、手数料を取らないで広告収入でまかなうというビジネスモデルができれば、こんな素晴らしいことはないと思いました。
50ペソを上乗せしても、Uberよりも安いと言っていましたが、にわかに信じられませんでした。タクシーがメーター運賃よりも普通は高く取っているということでしょうか?
どちらにしても、日本のタクシーも、もっと広告収入が得られるように工夫をしなければなりません。