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サッカー球技場建設の是非は?

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サッカー球技場建設の是非は?
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昨日は、北九州商工会議所の運輸交通部会があり、北九州市からの出前講演で、新球技場建設の基本方針についての講演がありました。
 新球技場の建設は、ギラヴァンツ北九州がJ2リーグで頑張っていますが、もしJ1に上がれるようになった場合には15,000人以上収容の球技場が必要なことから浮上した計画です。ギラヴァンツ北九州は、昨年は最下位でしたが、今年は新しい監督で現在5位と健闘しています。確かに、球技場の問題でJ1に上がれないという環境は、選手たちにとっても厳しいものがあると思います。
 説明によると、2万人規模の球技場で、建設費は約100億円、場所は最終的に東田地区と争い、小倉駅北口の岸壁付近になりました。建設費は、市債でまかない年間4億円を30年で返済していくことになります。ランニングコストは、年間1億円ほどで、それはネーミング権などで一部まかなうとしています。
 質問の時間になったら、ほとんどが反対の意味を込めた質問でした。「小倉駅北口では、そのまま新幹線で帰ってしまうので賑わいには結びつかない。」「新記念病院の近くでうるさいのではないか、むしろ医療大学を誘致すべき」「現状の観客動員数の3倍の予想計画は甘すぎる」「そもそも30分の時間では十分な議論もできない」などなど。
 今後は、高齢者への移動支援などの新たな財政支出が求められる中で、大型のスポーツ施設を建設するにはまだまだ市民の間での議論が必要だと感じました。ギラヴァンツの事情を考えると必要なものだと思いますが、予算的に何かを削らないといけないとなると、難しい選択になるのかもしれません。北九州市としては、ぜひ、市の将来像全体を示して、その中の
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