作業と仕事の分かれ目
これもある講演からの受け売りですが、「作業」から「仕事」になるためには何が必要かという話がありました。ねじを締めるのも、経理をするのも、車を運転するのも、全て作業のひとつです。それらの作業に「お客様のことや仲間のことを考えて魂を入れる」ことで仕事になると。
作業をするのは日雇いでもいい労働者で、社員には仕事をしてもらわないといけないということです。タイヤのねじを締めるときでも「お客様の安全のために」と思いながら締めるのと、単に締めるのとでは必ず結果が変ってきます。
タクシーの仕事でも、作業をするのか仕事をするのかで大きく違ってきますし、それはその乗務員を見ればすぐにわかります。お客様からの電話を受けて指令をする「配車」の仕事も、そのことがとてもよく表れる職種です。できる配車の人は、「このお客様は足が悪いので、乗務員が気遣ってくれるだろうか」と気になりながら配車し、フォローができます。「作業」の配車は、指令を出したらそれでおしまいです。
介護の仕事でも、当社が忙しくてお断りしたり、止む無く時間を変更せざるを得なかったりしたら、「お客様のことが気になるもの」です。ところが、「作業」では機械的に終わってしまいます。
「仕事」ができる社員を揃えていかねばならないと、思う次第です。
作業をするのは日雇いでもいい労働者で、社員には仕事をしてもらわないといけないということです。タイヤのねじを締めるときでも「お客様の安全のために」と思いながら締めるのと、単に締めるのとでは必ず結果が変ってきます。
タクシーの仕事でも、作業をするのか仕事をするのかで大きく違ってきますし、それはその乗務員を見ればすぐにわかります。お客様からの電話を受けて指令をする「配車」の仕事も、そのことがとてもよく表れる職種です。できる配車の人は、「このお客様は足が悪いので、乗務員が気遣ってくれるだろうか」と気になりながら配車し、フォローができます。「作業」の配車は、指令を出したらそれでおしまいです。
介護の仕事でも、当社が忙しくてお断りしたり、止む無く時間を変更せざるを得なかったりしたら、「お客様のことが気になるもの」です。ところが、「作業」では機械的に終わってしまいます。
「仕事」ができる社員を揃えていかねばならないと、思う次第です。