ライドシェア講演7
利用者側からの視点で、ライドシェアの良さを見てみます。
上の図は、ライドシェア・アプリを使う理由です。「支払いが簡単」というのが一番で、以下「待ち時間が短い」「目的地に早く着く」と続きます。
次の図は、ライドシェアとタクシーの待ち時間を比較したものです。ライドシェアが、10分以内にほとんど到着するのに対し、タクシーは家で依頼しても、流しを待っても10分以上かかるようです。サンフランシスコでは、タクシーの利便性がかなり悪いことがわかります。
次の図は、ライドシェアがなかったら何を利用するかというアンケート結果です。裏返したら、ライドシェアを使う前に何を利用していたか、と見ることができます。注目すべきことは、タクシーは40%程度であり、バスや鉄道からもライドシェアに移っているということです。ライドシェアは、自家用車を含めて、いろんな交通機関からの需要を取って躍進してきたということです。タクシーも、もっと安くて便利になれば、その可能性があるということです。