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土木学会報告その4

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土木学会報告その4
4.既存タクシー事業を活用した生活交通確保策の検討(杉浦・名古屋大学博士研究員)
 尾鷲市のDRT(オンデマンド型乗合交通)を事例として、既存のコミュニティバスをタクシー車両を活用したDRT、もしくは専用の車両を導入したDRTに置き換えた場合の運行経費の変化を推計している。その結果、現在需要量のもとではタクシー車両を活用したDRTに置き換えた方が低費用であることがわかった。
 この発表の中で、乗合タクシーの経路を出すのに、「巡回セールスマン問題」というのを始めて聞きました。巡回セールスマン問題は、都市の集合と各2都市間の移動コスト(たとえば距離)が与えられたとき、全ての都市をちょうど一度ずつ巡り出発地に戻る巡回路の総移動コストが最小のものを求める(セールスマンが所定の複数の都市を1回だけ巡回する場合の最短経路を求める)組合せ最適化問題だということです。
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