土木学会報告その１

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6月6日、7日九州大学・伊都キャンパスにて、「第51回土木計画学研究発表会」があり、参加しました。７０近いセッションがある中で、「地域公共交通確保におけるタクシー事業の可能性を考える」というセッションが作られたからです。主な発表を一つずつ紹介したいと思います。
１． タクシー事業を取り巻く法制度について（宮崎・香川高等専門学校准教授）
・昭和23年旧道路運送法
・昭和26年道路運送法：一般乗用旅客自動車運送事業が規定される。
・昭和45年タクシー業務適正化臨時措置法（東京、大阪）
・平成12年道路運送法の改正及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律
・平成21年タクシー特措法
・平成26年タクシー改正特措法
以上の流れを解説。タクシー事業の活性化に取組むためには、地域協議会等で議論することが望ましいと論じています。その際目指すものは、タクシーの活性化ではなく、地域の活性化であると。地域を活性化するために、タクシーを活用する方策を検討するべきだと。