TOP > 会議研修会 > 第2回中間市地域公共交通会議

メディア

第2回中間市地域公共交通会議

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
第2回中間市地域公共交通会議

20140723-161502.jpg


本日、中間市地域公共交通会議の3回目が中間市役所であり、出席しました。
 今回は、中間市の方から、今後のあり方としての基本方針が示されました。
①既存の公共交通機関の利用促進
②継続性・経済性・安全性の確保
③高所地区・交通不便地区住民の移動の足の確保
④地域住民からの要望
というものです。5つの小学校区の高齢化率や標高などのデータが説明され、住民アンケートで買い物等の足の確保についての要望も多いことが示されました。また、地域公共交通の種類や事例なども示されました。住民からの要望が強い2地域からは、乗合交通を新たに作って欲しいという意見が出されました。交通事業者側からは、「必要なものか、あればいいというものかを十分に見極める必要がある」と、慎重な意見もありました。
 次回には、市からもう少し具体的な構想が示され、それに対して意見交換を行うこととなるようです。
 私は、今回は遠慮しましたが、乗合バスを始めるだけの会議にしては失敗すると思います。基本方針の①公共交通機関の利用促進が一番大事な前提なので、「公共交通を使っていくためにどんな施策がとれるか」を全体的に議論していく必要があると思います。例えば、高齢者の免許は返納するように働きかけて、公共交通を使っていこう、とか。乗合バスの運行開始だけでは、結局はバスやタクシーが衰退して、バスへの補助金も増えることにもなりかねません。全体的な絵をどう描くのかが、とても大事なポイントだと思います。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加