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全タク連富田会長のお話

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全タク連富田会長のお話

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九州乗用自動車協会総会のため、熊本に来ています。
全タク連の富田会長の講演がとても良かったので、それだけで来た甲斐があったと思いました。タクシーを減らさないとダメになると思い、「タクシーを減らさないと運賃を上げなければならない」と、いろんな人に説いて回って特措法にたどり着いたという就任当初の話。そして、会長として、最後に成し遂げたいのが、「運賃の制度改革」。タクシーのサービスは良いが評判が悪いのは、世界のどの都市よりも高い運賃。安くはできないかもしれないが、制度改革は行いたい。世界の運賃は、初乗りが200〜450円くらい。素人に言われたくないという自負はあるが、お客様の目線に立った運賃にして行くべきだ。初乗り250円、爾後30円くらいを目指したい。それでは乗り捨て部分が無くなってやっていけないという意見もあるが、乗って戴ける運賃にして行くべきだ。
最後の「息子たちに自信を持って引き継げるような業界にしたい」という言葉が感動的でした。
富田会長の今までの言動を見てくると、タクシー業界で稀に見るリーダーだと思います。これだけ悪くなった業界の中で救われるのは、このリーダーの存在でしょう。何か、奇跡を起こしてくれるような、そんな気分になりました。

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