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運賃変更命令差し止め仮処分に対し抗告

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運賃変更命令差し止め仮処分に対し抗告
運賃変更命令の差し止めを求めた仮処分申請を認めた23日の大阪地裁決定に対し、国は29日大阪高裁に即時抗告したそうです。太田国土交通相が30日の閣議後記者会見で、明らかにしたという記事がありました。太田国交相も、先の大阪地裁の決定について言及するくらい問題視しているということは、国交省の中でも大きな問題になっているようで、少し安心しました。特措法改正案を提出したタクシー議連にも、ぜひ問題意識を持って頂きたいものです。
 昨日の九乗協総会では、全タク連の各務理事長が特措法改正について説明し、この仮処分についても言及していました。本裁判は数人の裁判官が判断するものですが、仮処分は1人の裁判官に委ねられるので、審議も怪しいという感じでした。大阪地裁が出した「国は裁量を逸脱している」というコメントについても、仮処分の段階でそこまで立ち入るような判断はできない筈、とのことでした。国は近いうちに抗告するだろうという話でしたが、すでに知っていたのかもしれませんね。
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