福岡地裁でも運賃変更命令の差し止め

先日は、大阪地裁でエムケイグループなどの運賃変更命令を差し止める仮処分が出たばかりですが、福岡地裁でも同様な決定がありました。
　福岡地裁に申請していたのは「福岡エムケイ」と「ＢＬＵＥ　ＺＯＯ」の２社。国に運賃変更命令を出さないよう求めた仮処分申請に対し、福岡地裁は２８日、国に変更命令差し止めを命じる決定を出しました。
　決定は、国は格安会社の営業に配慮すべきだと指摘したうえで、国が定めた運賃幅について「裁量権の範囲を逸脱、乱用している」と述べています。
　折角の特措法改正が何故ここまで効力がないのでしょうか？前のブログでも書きましたが、国は本省を中心とする全総力で、これらの裁判に立ち向かうべきです。