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法人会の意義は?

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法人会の意義は?

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昨日は、「八幡法人会第2回社員総会」 に出席しました。八幡法人会は、一昨年、公益社団法人に移行して2回目の総会になります。
 全国の単位法人会での移行状況をみると、公益社団が382で、一般社団が60となっています。公益社団法人になると、公益事業に50%以上費やさないといけないので、法人としての格は上がるものの、会員へのメリットというとどうなのかと疑問があると書いたことがあります。
 昨日の八幡法人会の決算書を見てみると、全体で4,000万円ほどの収益のうち、会費収益は1,800万円です。会費のうちの20%以上は公益目的に使用しないといけないとのことで、360万円が公益目的会計として受け入れられています。会費以外の収益の多くが、全国法人会総連合会からの助成金で、1,600万円ほどあります。この助成金は、全て公益目的に使われます。会員からの会費からは20%だけが公益に使われますが、この助成金があるお陰で、50%以上の公益事業が行える勘定になります。
 それでは、全法連の収益の元ってなんだろうかと疑問が湧きました。HPで公開されている決算書を見ると、収益の大半が「福利厚生制度手数料」です。なるほど、それで保険会社と共に歩んでいるのですね。事業のからくりがよくわかりました。
 法人会は、税知識の普及や納税意識の高揚のために作られた団体であり、税務署の広報機関とも言えます。私も八幡法人会の末席の班長になっているので言いにくいのですが、会費を集めたり保険に加入したりして、この会を発展させなければならない理由がよくわからないところです。

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