北九州空港利用促進に関する調査研究報告書
昨日は、北九州商工会議所都市問題委員会にて、3年間取り組んできた「北九州空港利用促進に関する調査研究報告書(案)」が協議されました。
北九州空港の利用者を増やすためには、空港自体の魅力を上げることと、周辺地域の魅力を上げることが考えられます。空港自体の魅力を上げるには、羽田線などの既存路線の増便と新規路線の誘致が必要です。北九州から行きたい場所は?というアンケートでは、国内では北海道、海外ではハワイが多くなっていました。過密になっている福岡空港との機能分担も進めて欲しいものです。
北九州空港には鉄道アクセスが欲しいところですが、そのためには空港利用者だけの利用ではなく、神戸空港のように周辺地域の産業を増やしていく必要があります。委員会では、テーマパーク、アウトレットモール、カジノなどの誘致案を示しました。
協議の中で、北九州空港に一番望まれるのは、国際標準並みの3,300m程度までの滑走路の延長だという結論になりました。そのことで、いろんな展開が考えられるという専門家の意見でした。