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北九州の2011年問題は?

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北九州の2011年問題は?
北九州地区の2011年問題の筆頭は、春に予定されている九州新幹線の開通と博多駅のリニューアルだと思います。博多―鹿児島間が1時間20分で結ばれるようになって、果たして何が変わるのか、なってみないとわからない点が多いのですが、どこかが潤いどこかが衰退することになるような気がします。
 博多駅のリニューアルは、北九州の百貨店にとっては脅威だと思います。JR博多駅新駅ビルの核テナントは阪急百貨店(本店、大阪市)です。新駅ビルは地上10階地下3階の延床面積約20万平米。売場面積は約4万平米で、初年度約400億円の売り上げを目指すそうです。新駅ビルには阪急百貨店のほか、JR九州の専門店街・アミュプラザが入居し、複合映画館やホールなども設けられます。
 北九州市役所も、この問題を重要視していますが、さてどんな対策を立てればいいのか、これといった策はないような気もします。私は、観光がひとつのポイントではないかと思うのです。博多にはこれといった観光名所はないので、下関と門司港を筆頭にした観光に力を入れたら、もしかしたら生き残る手があるかもしれません。
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