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Hailo本社

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Hailo本社

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(本社入口)
ロンドン2日目の午後は、「Hailo本社」を訪問しました。Hailoは、「2010年にロンドンで創設され、スマートフォンのプラットフォームをベースに個人の位置情報と輸送機関を効率的に組み合わせることにより、輸送機関と個人の移動の双方の効率を飛躍的に向上するサービスをグローバルに提供する新しい会社です」と説明されています。
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(本社での説明)
 Hailoは、3人の起業家と3人のブラックキャブ・ドライバーで創設されたことが特徴で、タクシーの実車率を向上させることが目標になっています。この点が同様なプラットフォームを運営するUberとの圧倒的な違いで、Uberはタクシーに拘らない新しい移動サービスを模索しているのに対し、Hailoは現在のタクシーを効率化させて、顧客獲得と運転手の売上向上を狙っています。
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(Hailo広告ラッピング車両と創業者・代表取締役会長)
 本社では、アプリの内容について説明を受けました。Hailoの売りは、
①2回のタップで、4分で到着
②現金でもカードでも支払いができる
③メールで領収書を受け取れる
④ドライバーの評価ができる
というところでしょう。チップ圏では、あらかじめ10%とか15%とかを選択しておくことで、自動的にチップを上乗せして支払うこともできます。運転手側にとっては、これによって、実車率が35%から逆転したというのですから、65%になったということでしょうか。本当かなあと思いました。空車予定車も配車の対象に入れたことも効率化アップに寄与したとも言っていました。
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(本社内ではコーヒーがセルフで自由。マグカップがいいですね)
 タクシーが指定場所に到着後、顧客がその場所に来なかった場合、ドライバーがどれくらい待ったらキャンセルできるかという設定は、都市によって違うそうです。ロンドンでは2.5分、大阪では5分だそうです。
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(ドライバーズオフィスの内部)
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(ブラックキャブの給油所兼ドライバーの休憩所)

 本社での説明に前後して、「ドライバーズオフィス」に寄りました。ここは、ブラックキャブドライバーの給油所や休憩所がある場所に隣接していて、Hailoに加入しているドライバーがステッカー類などの補充に寄ったり、新たなドライバーを勧誘するためのオフィスです。

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