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コムシティの活用方法は?

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コムシティの活用方法は?
2001年に総事業費300億円ほどで開業した黒崎のコムシティですが、2003年に自己破産し、2007年に沖創建設に24億円ほどで売却され、それもうまくいかず今年になって北九州市が3億円ほどで購入することになりました。10年で100分の1の価値になったことになります。
 このコムシティ再生のあり方検討会(会長、斎藤貞之・九州国際大特任教授)の第4回会議が18日あり、6月議会までに市に示す中間報告について、会長と事務局側に意見集約と取りまとめを一任したそうです。
 検討会では買収後の活用策について「人づくりの拠点が必要」「ボランティアセンターを作るべきだ」などの案が出たようです。しかし、全市的な活用か地元の利便性向上かで方向性はまとまらず、会長は「短期的には地元住民向けとし、将来的に市民全体の利益などに広げる位置づけもあり得る」と説明したということです。
 さて、どんな案が示されるのか楽しみです。これだけ失敗してきた施設ですから、一番固いのは「公共施設」で、八幡西区役所が移ったらいいというような意見が、昔から言われていました。それもそうだと思いますし、ハローワークなども駐車場が不足しているので移転してはどうでしょう?厚生年金病院跡地に図書館を作る計画になっていますが、わざわざ作るよりも、コムシティに作ったらよかったのではないかと思います。
 あるいは、企業向けのテナントであれば、交通の利便性も高いので、家賃の設定如何によっては入る企業も多いのではないかと思います。
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