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菅生の滝

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菅生の滝

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天気が良いので、久しぶりに小倉南区奥の菅生の滝に行ってみました。菅生(すがお)の滝は、小倉北・南区を貫流する紫川の源流のうちの一支流、清滝川にかかる滝で、福智山系の尺岳の北東山腹に位置します。菅生の滝は三段の滝からなっていて、一の滝の落差は30mで、北九州市で最大の滝です。女の人の化粧が激しい滝しぶきで落ち、素顔になるということが菅生の滝の名の語源の一つだといわれています。また、夜になると白い服を着た霊が現われ、写真を撮ると写るという心霊スポットとしても知られています。
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 川を下って紫川に合流して少し下ると、春吉の眼鏡橋があります。この橋は、石造の二連アーチ橋で、有名な橋のひとつです。石橋の建造には悲話があります。1917年に子守の女の子が間に合わせの板橋から転落死し、これを悼んだ春吉地区住民が建設費を拠出し、隣の道原地区の石工に建造を委ねたものだということです。大正時代のことです。

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