「いい会社」とは？

「いい会社とは何か」という書籍のエッセンスが紹介されていました。
それによると、「財務的業績」×「長寿」×「働きがい」が重要だということですが、「いい会社」に共通する特徴は、以下の４つだということです。
（1）時代の変化に適応するために自らを変革させている
（2）人を尊重し、人の能力を十分に生かすような経営を行なっている
（3）長期的な視点のもと、経営が行なわれている
（4）社会の中での存在意義を意識し、社会への貢献を行なっている
なるほど、どれも大切なことだろうと思いました。
　1番目の変革については、実際には易しいことではなく、次のように改札されていました。
「会社を運営していくと、自然と変化をしない方向へ流れていきます。しかし、世の中は変わるので、変革はせざるを得ない。変えるためのコストとエネルギーを惜しまず、やりきる会社が「いい会社」です。」
　私も最近は年をとってきたせいか「もうこのままでいいかな」って考えてしまうことがあるのですが、変えることのエネルギーは持ち続けないといけないと思い直すようにしています。
　2番目の人については、「この人の能力をどうやったら生かせるか」っていつも考えるのですが、楽な方に向かおうとする人を持ち上げるのはなかなか難しいなって思います。やる気さえあれば、能力なんてどうにでもなると思うのですが、そのあたりの見極めに悩むところです。
　4番目の社会での存在意義というのは、会社の原点だと思いますね。社会に必要とされない会社というのは、いずれ無くなってしまうでしょう。「うちの会社で何ができるか」を常に考えていかないといけないと思います。
　「いい会社」にしたいものです。