自殺志向の相談が急増

自殺志向の相談件数が急増しているという記事がありました。

　九州各地の相談件数も上昇していますが、その中でも北九州がトップです。いのちの電話は、北九州では１９７７年に発足したということで、昨年受けた相談件数は１万９２６３件。そのうち、自殺をほのめかす相談が２１００件に達したという。性別の内訳は、男性９５２件、女性１１４８件ということで、女性が多いのですが、実際の自殺者は男性が多いのです。女性は相談をしたらそれで落ち着くのか、男性は相談もできずに自殺してしまうのか、性別の違いを物語っているような気がします。

　最近、実際の自殺者が多いことはよくニュースで流れています。１年間に３万人以上ですから、１時間に３人以上の人が自殺している計算になります。交通事故での死亡者が年間で５千人強ですから、その６倍以上が自殺していることになります。
　このことに対して、政治はもっと真剣に取り組むべきではないでしょうか？全てにおいて余裕のない社会を作っていることが根本原因ではないかと思うのです。