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SOSのお話

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SOSのお話
SOSって何の略かご存知でしょうか?
あのタイタニック沈没のときに最初に使われた信号ということで、「Save Our Ship(我々の船を救え)」の略だという話。あるいは「Save Our Soules(我々の生命を救え)」というもっともらしい話。どちらも間違いで、単に打電しやすく聴き取りやすいモールス符号の組み合わせで、特別な意味はないというのが真相です。
 その昔、まだ無線機も携帯電話もない時代、あるタクシーが夜の山道を走行中に溝にタイヤを落とし込んでしまって身動きができなくなってしまいました。お客様は妊婦さんで、手伝ってもらうわけにもいきません。車がちょうど街の明かりの方に向いていたので、運転手は映画で知ったモールス信号をしてみようと思いつきました。
・・・― ― ― ・・・
とパッシングでのSOS信号を何回も送ったところ、たまたま信号を知ってた人が見つけて助けに来てくれた、という話を聞いたことがあります。
 トン トン トン ツー ツー ツー トン トン トン
いざというときのために知っておきたい信号ですね。
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