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工場群夜景鑑賞バスツアー体験記

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工場群夜景鑑賞バスツアー体験記

昨日は、JTB主催の「工場群夜景鑑賞バスツアー」に行ってきました。タクシーでもこういったツアーを作っていく必要があるのではないかと思い、参考にさせてもらうためです。昨日は、日中から激しい雨が降っていて、「こんな日に夜景?」と思いましたが、逆にツアーとしてどうやって客をもてなすのか、ということに興味がありました。
 小倉駅北口のバスに乗り込むと、普通の大型バスが満席であり、このツアーの人気度がわかります。しかもこの雨の中、よくキャンセルもなかったものだと感心しました。客層は、7割が50代、60代くらいの女性でした。バスガイドさんの説明は、県外等からのお客様にもわかるような話でしたが、雰囲気的には地元が大半ではないかと思いました。
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 小倉駅から、最初に帆柱ケーブル、山頂モノレールに乗って、山頂にて軽食をいただきました。軽食は、「地野菜入りうどんちゃんぽんセット800円?)」でした。肝心の夜景は、霧のため少し先も見えない状態でしたが、帰る間際に一瞬だけ霧が流れて下が見える時があって、みんなで感動していました。
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 皿倉からバスに乗って、黒崎バイパスに入り、黒崎駅の先から車窓にて、三菱化学を三菱マテリアルの工場群を鑑賞しました。バイパスは1車線なのでゆっくり走行するのは難しいのですが、それでもぐっとスピードを抑えて走行していました。
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 次に、本城を回って二島工業地帯へ。東海カーボンという会社を車窓から見る予定でしたが、ちょうど若松ボートの最終戦が行われていて、代わりに車窓越しで最終レースを見学し、その後の花火までみることができました。当初の予定時刻より20分ほど遅れていたので、恐らく最終戦と花火の時刻に合わせて到着したのだと思われます。なかなか臨機応変な対応であり、感心しました。
 バスは、その近くの二島埠頭に停車し、埠頭から三菱化学工場群の夜景を観察しました。昔、こんな工場で働いていた私にとっては、別に改めて見るようなものではありませんが、これがいいという人がいるのでしょうね。というか、おそらくこのツアーには「非日常性」を求めてきてるのではないかと感じました。
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(帆柱ケーブルの後にいただいたお土産のおからクッキー)
 バスは、若戸大橋を渡って西港の岸壁に停車し、そこで新日鉄の工場群を鑑賞、その後小倉駅北口に戻り22時前くらいに解散となりました。ちなみに、今回のツアー料金は、ひとり4,600円でした。4時間のツアーとしては、わりといい値段しますね。これくらいならタクシーでも合いそうです。
 タクシーでの観光として、少しヒントを得たような気がします。

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