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タクシーの全国各県協会長会議

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タクシーの全国各県協会長会議

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本日は、東京にて全国協会長会議が開かれ、今回は特別に自動車交通局長が講演されるということで、副会長である私も出席しました。
1. 富田会長挨拶
 タクシーの需給調整と同一地域同一運賃に向けての並々ならぬ決意が述べられました。そのためには、今後、業界が減車と需要拡大に向けて何ができるかが重要になる。今後の半年間は、事業者の自助努力の内容について考える「構造改善推進特別委員会」に集中して取り組んでいきたいと述べられました。(昨年会長が交代し、着実に改革されているように感じられます。)
2. 自動車交通局長
中間取りまとめについて報告資料を読む形で説明されました。冒頭、中間取りまとめ発表翌日の各社新聞社の社説についてのコピーを配布して、マスコミのタクシーに対する関心が高いことを述べ、業界の取り組みが大切だということを強調されました。
局長の講演後下記のような意見や質問がありました。
(徳島)長期間値上げをしてなかった会社が250円から320円に値上げした。我々は値上げもできずに、瀕死の状況にある。
(.新潟)値上げ申請後24社のうち15社取り下げた。3台に1台が300円。短縮運賃が引き金を引いているので、止めてもらいたい。2年間退職金の支払いを凍結した大手もある。。
(仙台)供給過剰が最大の要因である。減車が最大の解決方法。独禁法の壁を研究されているがよろしくお願いしたい。
(群馬県)コミュニティバスを運行している。多くの税金が投入されている。国の政策を転換していただきたい。代行業の指導も。
(岐阜県)以前から供給過剰だった地域が、今回の基準では監視地域になっていない。
(三重県)90%の申請だったのに、バタバタと取り下げにより運賃改定ができなかった。6両から40両まで増車した会社もある。燃料サーチャージによる対応しかないか。
こういったタクシー業界の会議って、結局、窮状を訴えることしかないのかなあ。私は、もうちょっと建設的な議論をしたいのですが、私の場ではなさそうです・・・
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会議後の懇親会の模様です。この途中に「国土交通省谷垣大臣」というニュースがささやかれていました。

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