土木計画学研究発表会

9日、10日は、九州大学で開催されていた土木計画学研究発表会に行ってきました。私は初めて参加したのですが、きっかけは九大の先生が当社のことを含めて発表することになったからです。
　「少子高齢化を迎える九州の運輸事業者と自治体の意識に関する考察」という論文の中で、企業の新たなサービスとして当社の「定期・フリーパス券」を紹介していただきました。研究発表会に参加するのに6千円必要で、どうせ払うのならと2日間にわたって、興味ある発表を聞いてきました。その内容については、後日少しずつ紹介したいと思います。
　参加者は、全国の有名な大学の学生や先生ばかりで、名もないタクシー会社ではちょっと気後れしましたが、いくつも発表を聞くにつれ場に慣れてきました。特に、コミュニティバスやデマンドバスに関する発表は、興味深い内容でした。
　折角参加しているのだから質問くらいしようかと、
「異色ですが、北九州で三ヶ森タクシーという会社を経営している貞包と申します・・」という具合に、質問までしてしまいました。内心は、「タクシーのことなら君たちよりずっと詳しいのだから」という気持ちでした。バスや鉄道に関する発表もありましたが、事業者らしき人は見当たりませんでした。しかし、こういった発表会には今後も参加して一緒に議論していくべきではないかと感じました。
　早速、土木学会の会員に申し込んでしまいました。

発表会の教室はこんな感じです（休憩中撮影）。学生に返った気分です。