福祉有償運送実施団体の意見交換会

今日は、10時から、「福祉有償運送実施団体の意見交換会」があり、運営協議会の副会長として出席しました。実施団体としては、7団体が出席しました。
実施団体の悩みとしては、ボランティアの確保が難しいという点。運転手安全運転するためのフォロアップ研修が１団体では難しいので、何かいい制度がないかという点。これらの課題に対しては、企業にアプローチできたらどうか、免許試験場の適性診断を受けさせてもらえないか、というような意見がありました。
障害者からの依頼に対して断るケースがどれくらいあるかという質問に対しては、車両要件で断るケースもあるが概ね受けているという意見や、時間的なことで結構断らざるを得ないという団体もありました。困難ケースの移送についてどこか対応できないかという質問もありましたが、地域性もあるので答えにくい状況のようでした。
タクシーに補助を出してでも対応してもらったら、という意見もありまして、弊社のようなプロに言ってもらったら、何でも対応できるのに、と思いながらも、そこは遠慮して言いませんでした。
こういった現場の会議に本当の問題点が出てくるのに、行政トップにも議員さんにも届かないのは残念なことです。