チームネクストセミナーin仙台

14日から一泊二日で、チームネクストの「セミナーin仙台」がありました。今回も全国各地から、タクシーを変えていきたいと行動している経営者たちが集まりました。
この仙台では、フタバタクシーの及川社長のお世話で、及川社長の講演はもちろんのこと、株式会社清月記の菅原社長の講演もありました。この清月記は、法政大学坂本教授の著書「日本でいちばん大切にしたい会社３」にも掲載されていて、私も一度聞きたいと思っていた会社のひとつです。セミナーの場所も、清月記さんの社屋で行いました。社内のフロアー内は全てガラスで仕切られているので、会議室も社長室も、誰が何をしているのか見渡すことができます。
清月記さんの理念は、「ノーと言わない究極のサービス」で、平均して17年に一度訪れるという大切な人の葬儀の申し込みに対し「お受けできません」と言ったら次はないということで、どんなことをしてでも受けるという姿勢だということです。これは、外出支援を行っている弊社にも当然当てはまることで、うちもこれだと思った次第です。この社長自身が一から葬儀場を立ち上げたというストーリーは、なかなかのものでした。その他、震災後に取り組んだ、遺体の掘り起こしと火葬についても説明があり、書籍もいただきました。

フタバタクシーさんは、58名の運転手のうち53名がヘルパー資格を持っているという介護や子育タクシーに取り組んでいる会社です。及川社長は、全国子育タクシー協会の会長もされています。子育タクシー協会への加入をきっかけに、学童の送迎、障害者施設の送迎、デイサービス•ショートステイの送迎など、多岐にわたる送迎に取り組んでいます。これからも「総合生活移動産業」を目指していくという意気込みを語っていただきました。
この他、JTBさんから「タクシー事前決済サービスのご提案」、寺前先生から「ロンドン視察旅行の提案」がありました。寺前先生著「観光•人流概論」という出来立ての本もいただきましたので、読むのが楽しみです。