神戸空港の視察その1
北九州商工会議所の都市問題委員会として、神戸空港に視察に来ています。
午前中は、神戸市の方から、「神戸空港・交通アクセス」と「神戸医療産業都市」についての説明を頂きました。
神戸空港は、ポートアイランドの奥の海上に建設された空港で、主なアクセスとしては、ポートライナーを延伸することで、三宮から18分という便利な空港になっています。ちょうど同じ時期にできて、海上空港である北九州空港として、見習うべきことがあるのではないかと、今回の視察となったものです。
(ランチは、空港にて、アナゴ丼でした。)
ポートライナーを延伸するのに、500億円強というコストがかかっていますが、ポートアイランドの空港側に、有名なスーパーコンピューター京や医療産業都市を形成することによって、ポートライナーを生かしています。空港だけの利用では、北九州の倍以上の旅客数である神戸空港でも、軌道系アクセスは難しいようです。
北九州空港も、軌道系アクセスの検討を行った経緯がありますが、空港以外にかなりの規模の集積都市を作らないと、どうやっても現実的な話にはなりそうもありません。
神戸空港の今の課題は、規制緩和による運用時間の延長だそうです。現在7時から22時に限られているのを、6時から24時にできるよう要望しているようです。空港の有効活用もさることながら、ポートライナーにとっても大きな期待を寄せているようでした。