グリーン経営の講師として

今日は、博多の国際会議場において、「グリーン経営認証リーダー研修会」があり、実践事例の紹介として弊社の取り組みを３０分程度お話しました。
　グリーン経営とは、中小規模の事業者においても、容易にかつ継続的に環境保全に取組むことができるようにと、主に運輸事業者向けに設けられた制度です。９月末の認証取得状況は、全国で、
トラック：５，８３５事業所
バス：３５２
タクシー：４６５
旅客船：１２
内航運輸：２６
港湾運輸：７４
倉庫：６１５
ということで、圧倒的にトラック事業者が多くなっています。これは、燃料費を削減したいということも大きいと思いますが、荷主からの要求という面もあると思います。タクシーは、事業所数の割には認定取得事業者が少なく、これはグリーン経営認証が商取引に優位に働くようなしくみになっていないことが大きいと思います。
　弊社は、２００５年２月に認証を受けたのですが、これは九州のタクシー会社ではトップです。しかし、現在でも、九州全体で、１２事業所しか認証を受けていません。こういったことから、今回弊社が発表の機会を頂いたのだと思います。
　今日の研修に来られた方は、トラック事業者が多いということでしたので、タクシーの特性や“持続可能な交通”とそれに向けた弊社の取組みについても説明しました。画期的なことはしておりませんが、私の取組み姿勢だけは理解していただいたのではないかと思います。