TOP > 都市交通 > 都市高速ETC割引の議論の成果

メディア

都市高速ETC割引の議論の成果

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
都市高速ETC割引の議論の成果
「福岡北九州高速道路懇話会」から帰ってきました。国の審議会並みの雰囲気の会議で、各役所の傍聴者の方が懇話会委員の倍以上いて、ますます張り切ってしまう自分がいました。
 事務局サイドからの資料の説明が終わって、早速私が作成した「公共交通機関の割引について」という資料を基に、タクシーにも割引を適用するべきではないかという持論を述べました。最後に、1業界からの要望として扱うのではなく、懇話会としての意見集約を座長にお願いしました。
 私の後には、以前からタクシーの割引に賛成してくださっていた委員の方から、うれしいコメントをいただきました。その後、40分くらいでしょうか、私がいろんなことに答える形で議論をしていきました。タクシーの割引は他では前例がないものの、「北九州方式」を考えたらどうかという意見まで出ました。
 しかし、1回の議論で(本当は以前から議論してた筈なのですが)座長に結論を求めるのは酷かもしれない、という意見もあって、継続して議論していくことになりました。今日の議論では、私は、かなり進展したものになったのではないかと思います。
 考えてみれば、国の大元の議論で「大量輸送機関」に限定した結論を導き出す仮定で、タクシー業界が何を主張したのかがとても疑問です。いつもそうですが、こういった基本的な政策議論に対して、タクシー業界が非常に無防備な状態であることが問題だと思います。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加