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夜間訪問スタッフと消防車の鉢合わせ

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夜間訪問スタッフと消防車の鉢合わせ
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当社の夜間対応型訪問介護の通報による緊急訪問(随時訪問)と、消防車とが鉢合わせをしたという報告がありました。
 この利用者の方は、市の消防が行っている「緊急通報システム」に加入しながら、当社の夜間対応型訪問介護に申込をいただいた方です。ですから、通報装置(ボタン)が2種類設置されています。
 当日は、この利用者が自宅内で転倒されて、当社のペンダント式通報装置ボタンを押して、「転倒されたので助けて欲しい」というので「すぐに向かいますから待ってて下さい」とオペレーターが答えて、訪問介護員が向かいました。その際、利用者は間違って緊急通報システムの緊急ボタンにも触れてしまったようです。自宅に到着すると、すでに消防車が着いていて、窓を割ろうとしていたので、それを静止し、鍵でドアを開けて中に入りました。当社の訪問介護員が利用者を起こし、トイレに連れて行って、寝床についてもらいました。その間、消防署の人は当社の一連の行為を見守り、報告書用のヒアリングをしてから、「後はお願いします」と帰られたそうです。
 当社のサービスはとても有効だと思うのですが、緊急通報と2つ付ける意味があるのかと、疑問に思います。これこそ、「事業仕分け」によって、どちらか選択してもらって、もう一方のサービスを統合したらいいのだと思います。別に、夜間対応型が選択されなくてもいいのです。どうちらかに整理する必要があると思うのです。
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