高速道路1,000円による試算結果
高速道路料金を上限1000円に割り引く制度で、東京-名古屋間では今春の大型連休(4月25日~5月6日)に最大で5億円近い社会的損失が生じたとの試算が発表されました。
分析は東名高速を対象に実施。プラス効果では、割引の東名高速を昨年同期比6%増の111万7200台が利用したことで、利用者は計25億4200万円の得をしたといいます。
一方、マイナス面では、渋滞による時間ロス損失が19億4700万円。その他ガソリン代の支出増や同区間の新幹線の利用者減などで、合計30億1300万円。その結果、制度による社会への影響は4億7100万円のマイナスと見積もられました。
さらに、渋滞時の速度が時速40キロになったと仮定すると、ガソリン消費量は2353キロリットル増えた。それに伴いCO2排出量は昨年同期より、1000世帯の年間排出量に相当する5500トンが上乗せされたことになるそうです。
やはり、渋滞の影響というのが、思いのほか大きいようです。各人が、自分の時間価値を認識していれば、もうちょっとかしこい選択ができるのではないかと思います。
分析は東名高速を対象に実施。プラス効果では、割引の東名高速を昨年同期比6%増の111万7200台が利用したことで、利用者は計25億4200万円の得をしたといいます。
一方、マイナス面では、渋滞による時間ロス損失が19億4700万円。その他ガソリン代の支出増や同区間の新幹線の利用者減などで、合計30億1300万円。その結果、制度による社会への影響は4億7100万円のマイナスと見積もられました。
さらに、渋滞時の速度が時速40キロになったと仮定すると、ガソリン消費量は2353キロリットル増えた。それに伴いCO2排出量は昨年同期より、1000世帯の年間排出量に相当する5500トンが上乗せされたことになるそうです。
やはり、渋滞の影響というのが、思いのほか大きいようです。各人が、自分の時間価値を認識していれば、もうちょっとかしこい選択ができるのではないかと思います。