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シンフォニエッタ

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シンフォニエッタ
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「1Q84」では、タクシーのラジオから流れてくるクラシック音楽の話から始まります。その音楽がヤナーチェクのシンフォニエッタという曲です。
~しかしなぜ、その音楽がヤナーチェクの『シンフォニエッタ』だとすぐにわかったのだろう、と青豆は不思議に思った。そしてなぜ、私はそれが1926年に作曲されたと知っているのだろう。彼女はとくにクラシック音楽のファンではない。ヤナーチェクについての個人的な思い出があるわけでもない。なのにその音楽の冒頭の一部を聞いた瞬間から、彼女の間にいろんな知識が反射的に浮かんできたのだ。開いた窓から一群の鳥が部屋に飛び込んでくるみたいに、そしてまた、その音楽は青豆に、ねじれに似た奇妙な感覚をもたらした。(「1Q84」より)~
 どんな曲なのか聴きたくなりますよね。つい買ってしまいました。
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