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2025年問題

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2025年問題
2015年、その次は2025年問題ってご存知ですか?
前者は、いわゆる「団塊の世代」が65歳になる年で、後者は後期高齢者となる年です。2025年を乗り越えれば、介護の問題も一段落すると言われています。
2025年に向けて厚生労働省はこのほど、地域において医療・介護・福祉を一体的に提供する「地域包括ケア」の方向性や課題についての論点を整理した報告書を公表しました。
 高齢者のニーズの多様化と高齢化の進展に地域差が広がる中、要介護状態になっても住み慣れた地域での生活を継続するために、研究会では医療・介護・福祉などのサービスを30分以内に駆け付けられるエリアで提供する「地域包括ケアシステム」を提唱。高齢者の自助や地域住民が参加する互助についての重要性を指摘しています。
 ケアサービスの面では、大規模集約型や隔離型の施設から地域生活に密着した施設への転換を提案しているほか、在宅で24時間365日のサービスを提供するため、短時間の巡回型介護や、夜間も含め24時間対応できる訪問介護なども検討すべきとしています。
 22日の24H在宅ケア研究会にて、会長が「私たちは少し先に進みすぎている感じがするが、そのうちきっと世の中が我々に近づいてくる。」と述べられました。夜間対応型訪問介護は、昭和から平成になった頃に高価なパソコンを持ってた人のように、まだちょっと早いのかもしれません。しかし、きっとこれが無くてはならないサービスになると確信した次第です。
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