TOP > 政策論 > 総理への手紙

メディア

総理への手紙

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
総理への手紙
お客様の声を聞いている現場からの改善案を、国交省も全タク連も受け入れてくれません。そこで、今回も総理への手紙を書きました。下記の通りです。
ーーー
「弊社は、全国で唯一、タクシーの定期券・フリーパス券の認可を受けているタクシー会社です。最近の高齢者の交通事故のニュースの影響で、高齢者の子供さんからタクシー定期券・フリーパス券の相談が増えています。しかし、弊社の営業エリアは小規模のため狭く、遠方からの依頼には応えられません。相談者の近くのタクシー会社に依頼をしたくとも、この運賃の認可を受けているのは弊社だけで、他社に頼むこともできません。こんな理屈は、お客様には関係のないことです。せっかく、高齢者の免許返納をしてもらおうと、子供たちがタクシーの受け皿を頼もうとしているのに、応えられないもどかしさは、とても辛いことです。総理の一言で、何とかなりませんか?国交省の体面なんて関係ないでしょう?是非、どのタクシー会社も取り組めるように、配慮をしてください。」
ーーー
お客様からの問い合わせは、例えば下記のようなものです。
「86歳の父と84歳の母が、○○に住んでおります。二人とも元気で車にも乗っていますが、最近の高齢者ドライバーによる事故が多発しており、心配です。免許証を返納してもらって、タクシーを利用したいと思っていますが、高齢者フリーパスは、どのように申し込めばよろしいでしょうか?」
 ただ、弊社から5kmも離れた地域ですと、対応は困難です。近くには別のタクシー会社があるので、そこに依頼したいところですが、それもできないのが現状です。全国のいろんな地域で、タクシーの定期券等の申請をしようとしても拒否されたと聞いています。制度がそうなっているから止むを得ないのですが、こういった運賃はもっとフリーにすべきだと思います。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加