トリアージ
救急車の出動依頼が増えすぎて、本当に必要な人への出動に支障がでてくるという話を以前に書きました。そこで、最近は「トリアージ」という考え方が検討されつつあります。
トリアージ(Triage)とは、災害医療における多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別する方法です。語源はフランス語の「triage(選別)」から来ています。「トリアージ」は災害医療等において大事故、大規模災害など多数の傷病者が発生した際においての救命の順序を決めるために従って標準化されて分類されています。
阪神淡路大震災の教訓から取り入れられたもので、生存者をできるだけ多くするために考えられた手法です。重傷者よりも軽傷者の方が痛みを強く訴える場合が多く、客観的な判断力が必要になります。一方では、助かる可能性のごく少ない人を切り捨てなくてはいけないという判断も必要になってきます。
判定結果は4色のカード(トリアージ・タッグ)で表示して一般的に傷病者の右手首に取り付ける。
① 黒-死亡または現状では救命不可能。
② 赤-重篤な状態で、救命の可能性がある。
③ 黄-生命に関わる重篤な状態ではないが、搬送が必要。
④ 緑-救急で搬送の必要がない軽症。
(黒が付けられたら、はずしてしまいそうですね・・・)
ただ、救急車の依頼時にどういった形で「トリアージ」ができるのか、検討はされていますがなかなか難しい問題です。
トリアージ(Triage)とは、災害医療における多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別する方法です。語源はフランス語の「triage(選別)」から来ています。「トリアージ」は災害医療等において大事故、大規模災害など多数の傷病者が発生した際においての救命の順序を決めるために従って標準化されて分類されています。
阪神淡路大震災の教訓から取り入れられたもので、生存者をできるだけ多くするために考えられた手法です。重傷者よりも軽傷者の方が痛みを強く訴える場合が多く、客観的な判断力が必要になります。一方では、助かる可能性のごく少ない人を切り捨てなくてはいけないという判断も必要になってきます。
判定結果は4色のカード(トリアージ・タッグ)で表示して一般的に傷病者の右手首に取り付ける。
① 黒-死亡または現状では救命不可能。
② 赤-重篤な状態で、救命の可能性がある。
③ 黄-生命に関わる重篤な状態ではないが、搬送が必要。
④ 緑-救急で搬送の必要がない軽症。
(黒が付けられたら、はずしてしまいそうですね・・・)
ただ、救急車の依頼時にどういった形で「トリアージ」ができるのか、検討はされていますがなかなか難しい問題です。