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タクシーの乗合行為での初めての逮捕

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タクシーの乗合行為での初めての逮捕
タクシーが乗合行為をしたとして、全国で初めて逮捕者がでました。
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終電後の客らに声をかけて乗り合いタクシーを営業したとして、京都府警交通機動隊は26日、個人タクシー運転手(47)を道路運送法違反(乗り合いタクシーの無許可営業)容疑で逮捕した。見ず知らずの客を運転手が勧誘し、同じタクシーに乗せて送迎することは禁じられており、府警によると、乗り合いタクシーの立件は全国初。
逮捕容疑は、4月28日深夜、京都市伏見区の京阪淀駅改札口前で、23~34歳の見ず知らずの男女3人に「どこまで帰るの」などと声をかけ、大阪府内の自宅まで送迎。3人から運賃計7000円を受け取ったとされる。容疑者は「客が勝手に相談して乗った」と否認しているという。
 府警によると、05年ごろから淀駅前で個人や法人タクシーの運転手十数人がグループを形成。他の運転手を締め出し、終電後の客に声をかけて目的地ごとに振り分け、通常より3割程度安い料金で乗せていたという。伊藤容疑者は中心的メンバーとみられる。昨年11月、近畿運輸局京都運輸支局から府警に相談があった。府警は他のメンバーも立件を視野に捜査している。
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この記事を読む限りでは、以前から呼び込み、乗合行為をしていたようで、逮捕されたのは止むを得ないかもしれません。
ただ、以前も紹介したように、「タクとも」のように、ネットで乗合を行えるような事例があるのに、本業のタクシーができないのは道路運送法が時代遅れになっているとも言えます。代行事業が現れたように、サービスはどんどん進化してくる。法律ももっと早くかわるべきでしょう。また、この個人タクシーには正々堂々と乗合許可を求めて闘って欲しかったですね。
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