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震災がれきを積極的に受け入れよう!

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震災がれきを積極的に受け入れよう!

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国が新聞の見開き前面を使って、震災がれきを受け入れて欲しいという広報をしています。一方、5日北九州市議会の一般質問で、がれきの処理をめぐる市長の答弁がありました。新聞の記事によると、
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 市は、岩手県釜石市を支援するため可燃物のがれき受け入れを検討したが、放射性物質による汚染を不安視する声が強まるにつれ、態度が後退。受け入れ反対の苦情も殺到していた。1月には釜石市が現地で処理のめどがついたとして、「受け入れは必要なくなった」としていた。
 釜石市以外のがれきについても、北橋市長は1月の記者会見で「世論が固まっていない」とし、慎重な考えを示していた。
 5日の一般質問で自民の鷹木研一郎議員は、市はリサイクル企業などを集積させ、「環境首都」を掲げていることに触れ、がれき処理の技術力があると指摘。安全を確保しつつ受け入れるべきだと主張した。自民会派の総意とも話した。
 市長は「科学的根拠に基づく対応が基本」と答え、慎重な方針を説明した。
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 わずかな量の放射能なら、隣の人が吸っているタバコの方がずうっと健康に良くないと言われています。震災から1年が経とうというのに、がれきの受け入れを躊躇する理由というのが全くわかりません。大阪府の処理指針をみると、しっかりと数値的な基準を設けてがれきを処理することを定めています。私なら、市民の大半が反対しようとも、基準を作ってがれきを受け入れる準備をするでしょう。
 北九州市民のひとりとして、がれきを受け入れないという判断が恥ずかしいと思いませんか?

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