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24時間介護を求めての提訴

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24時間介護を求めての提訴
ALSの患者らが、24時間介護を求める訴訟を起こしたという記事がありました。
~重い障害で24時間介護が必要なのに、公的な介護時間の上限を設けているのは問題があるなどとして、筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の患者ら2人が16日、和歌山市に対し、24時間の介護と慰謝料各100万円などを求める訴訟を和歌山地裁に起こした。原告側弁護士によると、ALS患者が24時間介護を求めて提訴するのは全国初。
 訴えたのは、和歌山市内に住む70歳代の男性患者2人。
 訴状によると、男性らは体を自由に動かせず、寝たきりの状態。24時間介護が必要だが、市は障害者自立支援法や介護保険法に基づき上限を定め、介護サービスを1日当たり計約12時間にとどめている。~
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 確かに憲法の精神から言えば、24時間の介護が保障されるべきなのかもしれません。 
 どれだけの介護が保障されるべきなのか。介護をするために必要な費用をどう考えるのか。介護保険などで設定している「上限」をどう考えるのか。こういった訴訟は初めてということなので、裁判の行方が注目されます。
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