営業区域外運送での逮捕事例

介護事業限定のタクシーが、営業区域外運送で逮捕されるという珍しい事件が、神奈川県でありました。逮捕されたのは70歳の運転手(兼経営者でしょう)で、神奈川県内の営業許可を受けているのに、隣接である東京・町田市で高齢者らに声をかけるなど、いわゆる「流し」のタクシー営業を繰り返していたとして、警視庁に逮捕されたものです。
当運転手は、これまでにも区域外の流し営業により関東運輸局から行政指導を受けていたそうです。調べに対して、「違法とわかっていたが、介護タクシーの車両のローン返済のためにやった」などと供述しているとのことです。余程目立つような営業をしていたのでしょうね。どうしても町田市がいいのでしたら、面倒でも東京都での許可を取ればよかったのに、と思いました。