ある会社の運転手の窃盗事件から
かつて当社の近くに営業所を出してきた会社の運転手が、窃盗の疑いで逮捕されたようです。記事によると、11日の未明、乗客が寝ている隙に現金6万5千円や定期券の入った財布を盗んだ疑いだそうです。本人は否認しているということですが、逮捕されたということは、ある程度証拠関係が揃っていたものと思われます。
まだ容疑の段階でどうのこうのとは言えませんが、こういった事件が確定的だったとしても、道路運送法上は公表もされないし、評価もされない点が不思議な点です。暴力事件なども過去にはあったと思いますが、お客様は何も知らずに乗車されます。
今の監査や行政処分、あるいは登録センターの処分では、交通事故や交通違反(速度超過や駐車違反など)には厳しいのですが、何故かこういった犯罪には甘いような気がします。顧客に対する信頼という意味では、最も重視すべきことだと思いますが、一般の感覚とは少し離れているようです。これも「サービス業」ではなく、「運送業」としての見方なのでしょうか。