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エムケイの空港乗合タクシー貨物輸送と規制改革会議の矛盾

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エムケイの空港乗合タクシー貨物輸送と規制改革会議の矛盾
昨日のニュースで、空港乗合タクシーに荷物を混載するというものがありました(以下)
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佐川急便は4日、タクシー会社のエムケイ(京都市)などと連携し、関西国際空港―京都間の手荷物配送サービスを始めたと発表した。エムケイの乗合タクシーに荷物を混載し、佐川急便の京都市内の営業所に届ける。タクシーの空きスペースを活用し、訪日外国人客らの利便性を高める。
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 規制改革推進会議で、私と一緒にタクシーでの荷物輸送を提案した三和交通さんの件について、国交省は下記のような説明をしてNOと答えてます。
「不特定多数のお客さんが乗りおりするタクシーで貨物を運んだ場合、貨物の荷崩れなどによる旅客への危険、貨物の破損、あとは旅客による貨物の破損、旅客から伝票が見えることによる貨物を依頼している人の個人情報関係の問題など、そういったことがあるため、貨物運送に適した車両とは言えないという扱いにしているところでございます。」
乗合タクシーとは言え、同じタクシーで、エムケイの事例は、すでにサービスを始めたとのこと。私は、タクシーも従来から行っていてすでに承認済みと思っていたのですが、規制改革推進会議での答弁は、単にNOというための詭弁であり、かなり無理がありました。どうも納得がいきません。
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