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青森の運賃競争

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青森の運賃競争
タクシー特措法により、行き過ぎた運賃競争に歯止めをかけようと導入された「公定幅運賃制度」。「この範囲内に収めなさい」という制度ですが、下限割れ運賃を採用している会社から訴訟を起こされ、各地で全敗。その結果、国は公定幅運賃の下限を見直さざるを得ませんでした。
 そのひとつが青森です。青森地域では、1.5kmまで620~660円でしたが、下限を580円に見直し。さらに初乗りを短縮することで、1.114km490円にすることができるようになりました。
 この下限に飛びついたのが4社だそうです。タクシーの場合、運賃を下げた会社にある程度需要が集中し、恐らく下げた方が売上げは上がるかもしれません。しかし、みんなで下げたらそれも元の木阿弥です。ただ、青森では4社以外は追従しないようです。
 この運賃競争は、消耗戦にしかなりません。もっと、閑散時間帯の工夫をするとか、考えるべきことはあると思うのですが。
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