美しいまちなみ大賞－紫川

国土交通省のＨＰに、平成19年度都市景観大賞「美しいまちなみ賞」が発表されています。
対象地区の要件として、
１）地方公共団体と市民が協力して整備した。
２）まちなみの維持・保全に係るＮＰＯ等のまちづくり組織が設立されて運営されている。
という２つの要件があるようです。
　この大賞に北九州市の紫川が選ばれました。受賞地区は以下の通りです。
美しいまちなみ大賞
　・北九州市紫川マイタウン・マイリバー整備地区
　・山鹿市豊前街道山鹿温泉界隈地区（熊本県山鹿市）
美しいまちなみ優秀賞
　・三春町大町地区（福島県田村郡三春町）
　・川口市リボンシティ地区（埼玉県川口市）
　・豊田市桜町地区（愛知県豊田市）
　・伊勢市神宮参道地区（三重県伊勢市）
　・宇部市中央三丁目地区（山口県宇部市）
　・内子町八日市護国地区（愛媛県喜多郡内子町）
ここでも、大賞のどちらも九州というのは驚きです。紫川については、次のように総評が書かれています。
---「北九州市紫川マイタウン・マイリバー整備地区」は、かつて人を寄せ付けない垂直護岸の岸辺に公園、プロムナードなどの公共施設だけでなく再開発事業などにより、川に顔を向けたオープンカフェ、レストランなどの賑わいが演出された。デザインの一部には議論があるものの、長期にわたる営為が実った河岸型複合都市デザインとして、印象深い水辺のライフスタイルを都心に創った。------
　「デザインの一部には議論があるものの」とは、どういう議論なのでしょうね。そのあたりをもう少し詳しく聞きたいと思いました。
左のビルが北九州市庁舎、その右が小倉城。